身体論としての読みどころ

十数ページの論文だが、20世紀を通じて何度も再発見される論法がここにある。ギブソンが「知覚と行為は循環をなす」と言うとき、エナクティヴィズムが「認知は有機体と環境の相互作用として成立する」と言うとき、そこにはデューイと同じ構造がある。

身体論として重要な箇所

  • ロウソクの炎に手を伸ばす子どもの例。「見る」と「手を伸ばす」は別々の出来事ではなく、一つの協調的行為の局面である。
  • 刺激と反応は、後から分析のために切り出された区別にすぎないという主張。