身体論としての読みどころ
身体を認識の障害物としてでも機械としてでもなく、価値評価の基盤として位置づけた点が決定的である。何を良いと感じ、何を耐えがたいと感じるかは、身体の状態から切り離せない。
この転回によって、身体は哲学の周縁から中心へ移動する。20世紀の身体論の多くは、この移動の後に書かれている。
身体論として重要な箇所
- 「身体の軽蔑者たちについて」の章。あなたが「我」と呼ぶ意識は小さな理性にすぎず、身体こそ大いなる理性である。
日本語訳
- ツァラトゥストラはこう言った / 岩波文庫、光文社古典新訳文庫など複数